ピアノのハンマーを交換しました♪

 40年前に(成人式の着物の代わりに)両親に買ってもらったグランドピアノ。ヤマハの工場に行って5台の中から選定した思い入れの深いピアノ。YAMAHA  C3。


 2年ほど前、ピアノを買い換えたい思いが高じて、銀座のYAMAHA本店に行って試弾したときに、欲しいと思っていたC3X espressivo の音にときめかず、S3Xの深く美しい音に心奪われてしまった私。


 アクションをSタイプに交換するだけでピアノの音が変わると言うことを知り、S3X税込み価格550万円の音色(それに近い音色)が、その10分の1以下の価格で手に入ると言うことで、長いこと考えに考えて今日交換しました。


 Sタイプのハンマーはフェルトの材質が優れていることと、厚みが多いことで豊かで深みと艶のある音質を作り出すのだそうです。

上の写真の右が今まで私のピアノで弦を叩いていたハンマー。

左のハンマーが今回新調するSタイプのハンマーです。

同じ音のハンマーを並べていますが、大きさがSタイプの方が大きく、堅さも見るからに違います。


1日がかりで交換、整音、調律とやっていただきました。

高音部は後日ハンマーに硬化剤を塗布するとのことです。

高音の弦の張りに対して、新しいハンマーはまだ柔らかすぎて音の鳴りが弱いです。


全音についても少ししたらまた調整してくださるとのこと。

これから弾きこんで、ハンマーと弦をなじませていく感じといったところでしょうか。


昨日、交換前最後に弾いた音と、交換後の今日弾いた音。

皆さんにもこの場で聴いていただきたくて、YouTubeにアップしました(このアメブロのブログでは、動画を挿入するにはYouTubeの動画しかないので)。

音の違いを聴いてみてください(*^-^*)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Felice富士ピアノ教室

Felice富士ピアノ教室(フェリーチェ)は、ピアノが生涯の趣味になるよう生徒一人一人の個性や特性に応じたレッスンを通して、音楽が人を幸せにすることの実現を目指しています。  ピアノ演奏現役講師が演奏技術と表現力の向上を個に応じたアプローチで育みます。 また、公立中学校34年勤務の実践と特別支援教育士の見識を生かし、レッスンで生徒さんの力とやる気を引き出し伸ばしていきます。

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