ピアノコンサート3日前


 ピアノコンサートが3日後に迫ってきました。

 演奏するショパンのピアノソナタ第3番第1楽章ですが、この曲、調性がとても複雑に入り組んでいて、ある研究家によると『平均で2秒に1回転調しながら』進んで行くのだそうです。そこがこの曲に苦戦する原因なのですが、転調が多いのと、無調的な部分も多いため、ミスタッチをしたり、つかえてしまったりすると完全に迷子になってしまう箇所が何カ所もあります(>_<)。

 迷子とは最悪停止です(涙)。


 止まりやすい苦手なところがあるわけではないのですが、たった一音鍵盤の隣の音を弾いただけで訳がわからなくなってしまうような、落とし穴のようなところがいくつもあるんです。

 集中してミスなく弾けば問題なくなるのですが、この楽章、9分30秒前後かかるのです。集中して弾くのに9分は長いです。


 と、愚痴を言っていても本番は来るので、止まらないようにするための練習をしようと、昨日から通し練習を続けています。それも、目に見えるようにしようと、止まってしまったら✖、止まりかけても立て直せたら△、止まりかけることなく弾けたら(ミスタッチは不問)〇、ミスタッチの少なさで◎、というように記録を付けておくことにしました。

 また、毎回録画し、ミスした箇所をチェック。

 

 昨日今日とやってみて、昨日は✖が5回で△が5回、〇が⒓会だったのに対して、今日は✖が3回、△が3回、〇が⒓回で、さらに◎が2回と3重〇が1回出ました。一番上手にできたのが今日の最後で、この感覚をものにするためにもっと弾きたかったのですが、手首が痛くなっていたので、そこで止めました。

 この練習で少し手応えを感じたところです。


 あと3日、悔いを残さないように頑張ります。


今日の1曲は、藤田真央さんの演奏で、この曲を♪

若いみずみずしさにあふれた演奏だと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

Felice富士ピアノ教室

Felice富士ピアノ教室(フェリーチェ)は、ピアノが生涯の趣味になるよう生徒一人一人の個性や特性に応じたレッスンを通して、音楽が人を幸せにすることの実現を目指しています。  ピアノ演奏現役講師が演奏技術と表現力の向上を個に応じたアプローチで育みます。 また、公立中学校34年勤務の実践と特別支援教育士の見識を生かし、レッスンで生徒さんの力とやる気を引き出し伸ばしていきます。

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