Felice初の発表会まで1ヶ月を切りました


 こんにちは。月日が過ぎるのは早いもので、まだまだ先と思っていた12月19日のFelice発表会まで、1ヶ月を切ってしまいました。

 我が家でこぢんまりと行うのですが、人数も9人という少人数なので、ほとんどの生徒さんに2曲発表してもらうことにしました。

 生徒さんの好みと背伸びしたレベルに合う曲を提示して選んでもらいました。曲を聴いている時の生徒さんのわくわくした顔が見られてこちらも嬉しい気持ちになりました。

 自分の技能よりも高い曲に取り組むということで、悶々とした表情や、ため息も出ていました。でも、難しい部分の弾き方のコツをつかみ、自分のものにしていくと、それまでの進み方以上にレベルアップをしていくことができます。そういう体験はやはり発表会という目標があるからこそだと思います。

 ただ、2曲目の練習に入るとその前の曲がおろそかになりがち。新しい目標に楽しく意欲的に向かっていってくれていることは嬉しいのですが、前の曲の演奏レベルが下がってしまうことは避けたいこと。

 やはり2曲は欲張りだったかなあ・・・。

 いや、いや、きっと2曲とも満足した状態にあげていくことはきっとできるはず。

 そうなるように、レッスンでその場の指導だけでなく、声かけの仕方を工夫していきます!!

 

 昨日か一昨日に、クローズアップ現代+でショパンコンクールで2位入賞の反田恭平さんと、4位入賞の小林愛実さんの特集が放映されていました。また、ネットニュースで2次審査まで進んだ名古屋大学の医学部生の沢田蒼悟さんの記事が出ていました。どちらも胸が厚くなるものでした。

 東大進学者も多いというハイレベルな中高一貫校で6年間学年1位の成績だったという沢田さん。小学校時代から大学受験までのピアノと勉強との両立はとても興味深いものでした。いつかこのブログで紹介したいと思います。

 今日の曲は、小林愛実さんが3次予選で弾いたショパンの24のプレリュード全曲を、マルタ・アルゲリッチの演奏で。アルゲリッチがショパンコンクールで優勝したのは1965年。なんと今から56年前でした。この演奏は1976年の東京公演での演奏です。

 今日も読んでいただきありがとうございました。

Felice富士ピアノ教室

Felice富士ピアノ教室(フェリーチェ)は、ピアノが生涯の趣味になるよう生徒一人一人の個性や特性に応じたレッスンを通して、音楽が人を幸せにすることの実現を目指しています。  ピアノ演奏現役講師が演奏技術と表現力の向上を個に応じたアプローチで育みます。 また、公立中学校34年勤務の実践と特別支援教育士の見識を生かし、レッスンで生徒さんの力とやる気を引き出し伸ばしていきます。

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