『感動しました。』
と、言われました(^o^)。今日。私のピアノ演奏を聴いて、ということではないのですが(笑)。
今日、レッスンが終わってから市役所にマイナンバーカードの受け取りに行きました。私の窓口の担当者は、マスクをしていても顔立ちが整っているとわかる女性でした。とても柔らかな応対で気持ちよく手続きを終え受け取ることができました。席を立とうとした時、
『失礼ですが、もしかして中学校の先生をしてらっしゃいませんでしたか?』とその女性からたずねられました。
そう聞かれて私は、どこの学校の時の教え子かしら?と思いながら『はい(*^_^*)。どちらの学校で一緒だったのかしら?』とたずねると、平成20年代前半頃に勤めた中学校に在学していた現在28才の方ということがわかりました。
その学校は全校20クラス以上ある規模の大きな学校でした。その学校では私は特別支援学級の担任をしていましたし、彼女が所属していたという部活も接点がなく、名前も顔も記憶がなかったのです。
それなのに彼女は『先生は支援級さんの担任をされていましたよね。修学旅行の時もいらっしゃいました。』と言ってくれ、とても素敵な笑顔で話してくれたので、『声を掛けてくれてありがとう。とても嬉しいです。』等と返し、当時の話などを少しすると『こんなところでお話しできるなんて感動しました。』と言われたのです。
感動したのは私の方です。彼女の醸し出すさわやかな空気に包まれ、温かい気持ちになりました。いくつかあるマイナンバー受領窓口はどこも待つ人がいなかったことも幸いしました。
家への帰り道では当時の学校の様子や自分のクラスの生徒達、修学旅行のことなどを思い出しながら歩きました。顔がほころんでいました。
ささやかなことですが、こんなにも人を温かい気持ちにしてくれた彼女に改めてお礼を伝えたい気持ちです。
今年は昨年より25日も早い梅雨入りとなり、新緑を楽しむいい季節を味わうことがなかったように思います。そんな中、今日の出来事は5月のさわやかな風が吹いたようでした。
ということで、今日のおすすめの曲はメンデルスゾーン作曲の『無言歌集』より『五月のそよ風』です。
写真はベランダで育てているバジルの花です。芳香を放っていてこちらもさわやかになります。
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