演奏のための身体のケア・トレーニング法
第1回Feliceワークショップを5月26日にPymare富士店にて開催いたしました。
講師は理学療法士の岡山知世先生です。
先生は、ご自分のサロン(富士店と藤沢店)にて患者さんの治療に当たるほか、高校の部活動、オリンピック選手、プロの演奏家のトレーニングやケアにあたってらっしゃるだけではなく、オリンピックのメディカルスタッフとして現地で選手のケアをしたり、大学や医療関係者に講習を依頼されて行ったりするなど、幅広く活躍されている、身体のプロです。
当日は、Felice以外の方からも受講の希望がありました。
身体の各部分の動きについての専門的な説明は、パワーポイントのスライドや配られた資料、骨格模型を使いながらわかりやすく話してくださいました。
演習では、指、手、腕、肩、背中、腰、股関節の左右差を各自確認。
先生が一つ一つの項目を1人1人ていねいにチェックしてくださいました。
左右差は自覚がなくても意外なほど差があることに驚きました。
そして、硬くなっている筋肉をほぐし、可動域が確実に広がるストレッチを教えていただきました。
しかも、各部位ごとにです!
質疑応答にも熱心な質問がたくさん出ました。
最後には会場に用意した電子ピアノで弾きながら『このときの動きをスムーズにしたい!』とかヴィオラを弾いて、身体の問題点をチェックしてもらったり、合唱団員が効率よく呼吸ができる方法を個々に対応していただきました。
熱心な生徒さんたちと、ていねいに教えてくださる先生との熱い講習会は予定時間を1時間も超えて終了しました。
事後アンケートにはほほ全員の方が来て良かったまた受講したいと答えてくださいました。
【受講生の感想から】
・手のひらと効をマッサージしたらグーパーがしやすくなってびっくりしました。次をイメージして弾くと言うことがわかりやすかったです。
・とてもわかりやすかったです。ストレッチは毎日続けていきます。
・身体がつながっていることを改めて実感しました。
・運動連鎖についてとても参考になりました。身体の軸も重要なんですね。歌うときも一本筋を通して立つ、そして不要な力を抜くなど気をつけていきます。
・練習前に多少のストレッチはやっていましたが、今回のように自分の身体を知り、ケアトレーニング法を実際にやってみたことは、大変参考になりました。
・実際に身体を動かし体感できて良かったです。
・個々で見ていただけたので、違いがわかって良かった。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最後にPhymareのサイトのリンクを張っておきますね。
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