コンクール予選通過しました

9月9日、横浜みなとみらいホールにて開催されたエリーゼ音楽祭ピアノコンクール 横浜予選に出場し、ショパンのソナタ第3番の第1楽章を弾きました。

これまでコンクール的なものに4回ほど参加しましたが、いつもひどくあがってしまって、思うように弾けたことはありません。

去年の同じコンクールでは、緊張のあまり手も足も震えてしまい、曲の出だしからボロボロでした。

とにかくこのあがり症をなんとかしたいと、場数を踏むために先月には東京都庁の展望台のピアノを弾いてきました。
私としてはそこでも緊張から上手く弾けなかったことがいい経験になったと思っています。


とはいったものの、前の晩ベッドに入るとドキドキし始めていましたが(>_<)

舞台袖で待機しているときは、緊張してはいましたが、去年よりは余裕があったように思います。


みなとみらいのホールで弾いた感じは音がよく響き、残響も長かったように感じました。弾いていて音の鳴りが心地よかったのですが、録画したもので聴いてみると、ホールの反響のせいか、ピアノの特徴なのか、音が響きすぎてメロディーラインが埋もれていました。またフォルテの和音もきれいではありませんでした。


ミスは何カ所かありましたが、つまずいたり、止まったりすることなく約10分のこの曲を弾ききることができ、おかげさまで優秀賞をいただいて全国大会に参加できることになりました。


閉会式後の親睦会で知ったのですが、横浜予選に出た方たちで他の地区の予選にも出ている方が何人もいらっしゃって驚きました。それも毎年そうされているのだそうで2重に驚きました。


全国大会は11月です。

講評箋に書かれていた審査員の先生方からのご助言をよく確認して、2ヶ月弱の練習期間でより完成度を高め、この曲を少しでも自分のものにしたいと思います。


今日の1曲は、私が今回弾いたショパンのソナタ第3番を、2015年のショパン国際ピアノコンクールで3位に入賞したケイト・リウの演奏で。

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

Felice富士ピアノ教室

Felice富士ピアノ教室(フェリーチェ)は、ピアノが生涯の趣味になるよう生徒一人一人の個性や特性に応じたレッスンを通して、音楽が人を幸せにすることの実現を目指しています。  ピアノ演奏現役講師が演奏技術と表現力の向上を個に応じたアプローチで育みます。 また、公立中学校34年勤務の実践と特別支援教育士の見識を生かし、レッスンで生徒さんの力とやる気を引き出し伸ばしていきます。

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