モーツアルトのレクイエム
今、CDでモーツアルトのレクイエムを聴きながらこの文を打っています。
カラヤン指揮ウィーンフィルとウィーン楽友協会合唱団によるこのCDを手に取ったのは何年ぶりでしょうか。
今日は三島市民文化会館で催された三島グロリア合唱団の第39回定期演奏会を聴きに行ってきました。
コロナによる自粛が続いていたコンサートがようやく数多く開催されるようになり、芸術の秋を堪能できるようになってきたことは本当にうれしいです。
今日のプログラムは、3大レクイエムのうちの2つ、モーツアルトのレクイエムとフォーレのレクイエムです。モーツアルトのレクイエムK626はモーツアルトの最後の作品です。
とても聴き応えのある演奏会でした。
オーケストラは東京バッハ・カンタータ・アンサンブル、ソリストも実力のある歌手を招いての演奏。
モーツアルトのレクイエムの厳粛で壮麗な響き、天から降るような透明な高音の響きが見事に奏でられていました。
躍動感、悲哀、絶望、哀悼、祈り、希望、崇高さ、、、様々な表情を表現豊かに歌い上げられていました。
市民合唱団の域を超えてると思うと同時に、聴きに来て本当によかったと思いながら音楽に身をゆだねました。
また、35歳の若さで亡くなったモーツアルト。彼こそ神がこの世に遣わしたギフテッドです♪♪♪
フォーレのレクイエムは、聖路加国際病院の名誉院長をなさっていた故 日野原重明先生(日本音楽療法学会の理事長もされていました)が、『私の葬式では自分が最も好きな、フォーレのレクイエムを流してほしい。』とおっしゃっていたことを思い出しながら、穏やかな気持ちで聴きました。
アンコールはバッハの主よ人の望みの喜びよでした。これもとてもうれしかったです。
合唱の良さをしみじみ感じました。
もしリクエストできるなら、コロナ、戦争、異常気象の今に歌ってほしいと思う、佐藤真のカンタータ 土の歌をお願いしたいです(*^-^*)
合唱団には大学時代の同級生も二人いるのですが、客席にも同じく同級生が何人か足を運んでおりうれしい再会をしました。
音楽でつながっていることもさらにうれしかったです。
今日の一曲はモーツアルトのレクイエムを。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
0コメント