全世界が頭上に崩れ落ちる
『全世界が頭上に崩れ落ちるように表現するように』とは、ショパン演奏の大家クシュトフ・ヤブウォンスキー氏が言った言葉です。ショパンのピアノソナタ第3番第1楽章の出だしの弾き方についてです。
緊迫感のある難しい冒頭を、何度弾いてもなかなか納得のいく表現ができません。それをさらにこのように表現するというのは、、、練習のしがいがあります(-_-)。
前にも書きましたが、今月はこの曲を弾く本番が3回あります。まず明日1回目。これは、後に続く2回に向けてのリハーサルの意味で出ます。
まだまだ納得のいくように弾けたことがなく、約9分40秒の間、ノーミスで弾くのもなかなか難しいです。長い(>_<)。
とにかく、集中を切らさず、平常心で弾くことを心がけて弾きます(これが1番難しいのです。)。
昨日のレッスンで、先生から混声合唱団の伴奏を引き受けないかというお話をいただきました。私で務まるのでしたらやらせていただきますとお返事をしました。合唱の伴奏は久しぶりで楽しみです。
今日の一曲は、ショパンのピアノソナタ第3番を神童と言われたキーシンの演奏で。2才からピアノを学び、11才でリサイタルを開き、50才の今なお国際的な活躍をしているキーシン。まだあどけなさが残る頃の演奏ですが、この映像、まさかの出だしのミス。やはりこの冒頭は怖い。
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